終演報告①

LUTEA第3回公演から1週間が経ちました。
ご観劇いただいた皆さま、ご声援いただいた皆さま、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました!Junkoです。

キャストそれぞれからの終演報告をお届けします。
写真はすべて第2回公演に出演していたYoshiくんがゲネで撮影してくださったものです!

最初はこの人。
Miu(写真左)からの終演報告です。

LUTEA第3回公演ありがとうございました。

何度でも言ってしまうことではありますが、まさかこうして再びLUTEAの演者として舞台に立たせていただけるとは思っていなかったので、主宰Junkoさんから第3回公演の出演のお誘いをいただいた時にはとても嬉しかったのを覚えています。

第1回公演を劇場で観ていないこともあるからか、第2回公演の時から、LUTEAを観劇されたお客様がおっしゃる「LUTEAの世界観」というものが何であるのか、全く掴めていないままになんとなく「「LUTEAの世界観」を自分が崩してはいけない」と強く思いながら自分と闘っていました。

小屋入りをして、本番さながらに照明と音響がついた状態でゲネプロに臨んだ時、言葉にすることは難しいですが、自分が「LUTEAの世界観」にしっとりと溶け込んでいるような、おこがましくもそんな感覚を覚えたのが今公演一番の衝撃でした。その時の胸の熱くなる感じといいますか、何とも言い難い感動は忘れられません。ある方がアンケートに書いてくださった「繊細で洗練されている」という言葉が今は一番近いように思います。その中に自分が入ってるという事実に身が引き締まる思いでした。
あやしい同行人よりクレア
役を演じることに奮闘するのはどんな舞台でも同じことですが、主宰Junkoさんの「一度役が演者のもとに渡ったらその役は演者のものだと思ってるから」という言葉は、有難い言葉であった上に、私の気を引き締め「もうこの役はできない」と諦めそうな時にも私を強く奮い立たせていました。Junkoさんが生み出された役に、責任と確かなこだわりを持って本番を迎えなければならないと思いました。しかし今公演は、今までにないセリフ量、難しい言葉の言い回し、初めての役所…様々な初めてを経験させていただき、役に入り込むまでに前回にも増して長い時間をかけてしまいました。小屋入りをしてからも役に対する責任感だけが先走り、芝居に対する懸念が尽きませんでしたが、千穐楽まで私のことを信じ続け一緒に舞台を作ってくださった出演者の方々の力をお借りして3公演を無事に乗り切ることができました。
痴人と死と より娘
終演後にいただく嬉しいお言葉の数々。特に第2回公演の私を見てくださってる方々からの「お芝居が上手くなっていた」というお声には、舞台に立ち続けることで演者として成長し続けられるのだと思わせられました。
痴人と死と より使用人
4月から新しい環境になりますが、きっとどこかでまた新たなご縁に与れることを信じて…演者としての自分も捨てずに生きていきたいと思います。
この度は本当にありがとうございました。

Miuより

唯一3作品全てに出演していたMiu。
隣人の声の出演は翔の幼少期でしたが、お気付きになりましたでしょうか。

もがきながらも、役に作品に立ち向かい続けた公演期間だったのではないかと思います。私の目にはその姿が、前回公演よりもたくましく、頼もしく見えていました。
また、彼女にとって学生最後になる大切な舞台をLUTEAに捧げてもらったこと、嬉しく、そしてありがたく感じています。

これから新しいステージへと進んでいくMiuのことも応援よろしくお願いします!笑

Junko