「Ernö-画家の瞳-」終演報告⑦ラスト!
終演報告もラストになりました。Junkoです。
はい、ラストは僭越ながら私です。(写真左)
改めまして、ご観劇くださいました皆様、ご声援をくださった皆様、友人・知人、スタッフの皆様、共演者陣に心より御礼申し上げます。
皆様の支えがあって、Fleur&LUTEA合同公演の幕を無事におろすことができました。
LUTEAにとっては4年ぶり、2回目の公演となる今回。
念願の…というのが一番しっくりくる言葉です。脚本自体も、書き始めたのは4年前でした。
人としても役者としても魅力溢れる役者陣に支えられ、多くの方からあたたかいご声援をいただき、作品に昇華することができました。皆様にご覧いただくことができて、本当に幸せでした。
作品に関しては、皆さまがお感じになったものがすべてで良いと思っておりますので、多くは語りません。
本番前のブログにも書いたかもしれませんが、ものすごく落ち着いた気持ちで本番を迎えました。こんなことを書くと尊大な奴だと思われるかもしれませんが、今回の作品に関しては絶対におもしろい、楽しんでいただけるという自信があったのです。
LUTEAには演出だけをする演出はいないので、総演出は私が務め、全出演者が演出なのだと互いに芝居を見合って進めてきました。全員が前を向いて、良い作品にしようと切磋琢磨し合った時間があったからこその自信だったのではないかと今は思っています。
MegumiとHiromiには前回公演から引き続き出演してもらいました。
頼りになる、芝居巧者の二人。今回も彼女たちにしかできない役になったと思います。
新たに出演してもらった、Ayane、Yu、Yoshi、Miu。
それぞれにそれぞれの魅力があって、とても素敵な役者たちでした。
閑話休題。
作品に関しては語らない、と言いながらですが、最後に私の演じたフェルディナンド・ネッケという人物について少し。
彼は頑固で、思い込みが激しくて、横暴で、決して善人ではありませんでした。
しかし、彼のようにこれまでの生活だとか、人間関係、そういったものに固執してしまうことって皆様にもあるのではないでしょうか。
そこで、命を絶とうとまで考える人は決して多くはないと思いますが…。
変わってほしくないものって誰しもが持っているものだと思います。
変化を受け止め、前を向いて、ポジティブに生きていけたら、すごく楽しく生きていけるのかもしれない。そして、そうあるべきだという、周囲からの無言の圧力みたいなものを感じることもあります。
でも、過去やこれまで、を宝物のように大切に、大切にする人がいても、する時間があっても良いのではないかな、と彼を通じて改めて思いました。
当初考えていた配役とは違う役として、自分に当てたフェルディナンドですが、このタイミングで彼を演じることができて良かったなあと思います。
長々と書いてしまいました。
まだ、構想も構想、火種レベルですが(笑)、次回公演を画策しております。
詳細を発表できる段階になりましたら、改めて更新いたします。
最後になりますが、公演に携わってくださいました全ての皆様。
改めて、心より感謝しております。自分は幸せ者だと、今公演中何度も思いました。
本当にありがとうございました。
LUTEA主宰 Junko
to be continued…
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