「Ernö-画家の瞳-」終演報告⑥
お次は、タイトルロールをつとめました、エレネー役のAyaneさんですよ。(写真中央)
エレネー役のAyaneです。
公演が終わってもう一週間以上経つんですね…
観に来てくださったみなさんありがとうございました!
楽しかったなー
公演後はへろへろになるんですけど、ドMなのかなんなのか、その時は楽しさしか感じないんですよねー。
もう通せないのかー
エレネーじゃないのかー
お稽古できないのかー
ってぼやーっと寂しさが突然訪れたりします。
千穐楽翌日って予定なんも入れたくない気持ちもあるけど、きっと抜け殻で懐古しかしなくてどうしようもない干物になるなーと思って仕事なり予定なりガンガン入れてく派です。
だからよく振り返ることもせず日々が過ぎ去ってゆきました←
あたたかいですね!
春ですね!
眠い!
何故?!
春だから!!
春は冬よりは好きだけど秋の方が花粉がなくて好き。世間も穏やかだし。
あー眠気とくしゃみと鼻水が止まらないです。
、、、
今回の公演に携われて、良かったです。
とても良い経験となりました。
楽しかった。
Junkoさんに、前回のFleurの公演を観てもらったのがきっかけで誘っていただいた今回。
ご縁だなぁー
そして今回はそのFleurともコラボレーションでしたね。
そっちにも出演したんですけど、
どっちのこともなんとなぁく客観視できたり
不思議な体験ができました。
でも、本当に支え無しにはできなかった両団体出演。
周りのキャストや、スタッフのみなさんが、手伝ってくれたり見守っててくれたりアドバイスくれたり気にかけててくれたり…
愛だわぁ。
今回タイトルロールの
エレネー・マダール役をいただきまして。
主演感はそんなないですが主演でした。なんと。務めました。させていただきました。なんと。
お誘いいただいたときは
「え、え、えぇーー、私が???!!!」
という気持ちしかなかったんですが今となっては私にしかできないエレネー・マダールになったんじゃないかなぁと思っています。いひひ。
初めて台本をいただいて読んだときのイメージで、なんとなぁくでやってしまっているところを改めて考え直してみたり、みんなの考えを聞いてみたり、思い切って変えてみたり、そんな風に役作りしてきました。閃きや気づきの連続でおもしろかったなー。
掴み所がなくて何考えているのかわからない人物、というイメージでやってて
エレネー感情出さなすぎて〜〜……っていうアドバイスをFleurのメンバーからもらってちょっと人間味を足してみたり。いや結構足しました。
今回もだし、いつも、舞台をつくるときは、客観的な目と意見のありがたさをほんっと〜うに痛感する。
エレネーとの共通点を探して、自分と置き換えてみて自分ならどうするかなエレネーならどうするかな、っていう風に考えてみたりもしてて
結構エレネーと共通点多いかもって思ったんですけど、
探そうと思えば誰とでも共通点って存在するのでは?と思ったり。
自分と似ている部分が好きじゃないって思うことと
似てるから好きって思うことと
どっちもあると思いますが
私が実際にエレネーみたいな人と出会ったら、
多分めっちゃ気になって、軽率に近づいちゃうと思います。
何考えてるんだろーって、分析したくなる…
何考えてるのかわかんない人って怖いし苦手だけど人によっては超きになる
え、今考えてて思ったんですけど、私だったら、エレネーのこと下手したら好きになってしまうかも…!
どうなの?女性は!!!!ねぇエレネー!?!?聞きたい!!!
…あ、私か、演ってたの。
ぷぷ。
誰か代わりにエレネー演ってくれません?←
くだらない茶番はやめてくれっ(byバーン)
……はい。
とにかく、もう楽しかったです。。心から。。
焦ったりもしたけど、
得体の知れぬ不安に襲われてたりもしたけど、
カーテンコールの時に感じたあの…幸福感?安堵?なんというか…すごく心地よい、嬉しい、あたたかい、感覚は、忘れられないです。
正解やお手本がなくて好きなように作れるからこその難しさ。やっと今回はその楽しさも感じられましたが。
正直ミュージカル三要素で一番苦手だったんです、お芝居が。
致命的だ〜(笑)
初めてミュージカルをやり始めた頃…MMGの初舞台の頃は、演技練の時に何度帰りたくなったことか。もうなんか喋り方わかんねぇ、みたいな。もはや。
そんな私がまさか芝居のみの…ストレートプレイの舞台に、出演する日が来ようとは…
数年前、MMGの初舞台のお稽古の帰り道で、最上級生だったJunkoさんに「演技が苦手すぎるんですえーん」って相談して、めちゃ丁寧に兼役の演じ分け方とかいろいろお話ししてもらったなー
そんな時の我を知られているからこそ、主演で出てくれないかーと誘っていただいた時はまじで「え、え、えぇーー、私が???!!!」でしかなかったのです。
MMGに入った頃は、
「なんかぁー、歌うのすきー、踊るの楽しいー、うぇーい⤴︎」
…っていう感じのぱやぽやぴーやな女の子だったのですがそれがいつのまにか男役をすることになり、そしてだんだんお芝居をすることもとても好きになっていて、続けていく中でミュージカルだけじゃなくてお芝居もガッツリやってみたいなぁいつか!と思っていたところだったので、ウソォ?!と思いつつもお誘いはとても嬉しかったのです。
ご縁だぁ。
至らぬだらけだったとは思うのですがとても楽しくお稽古させていただきました。やさしい先輩方とやさしい後輩ずのおかげでした。ナマステ。
お世話になりました。
舞台の上で何かしら活かせるよう、いろんな経験をこれからもたくさんしていきたい、と思ってます。その思いで今までいろいろ頑張ってきたと言っても過言ではないかもしれない。
もっともっと舞台上で生きたいと思います。
そのくらい、本当に舞台が好きです、生きがいです。
その姿を、舞台を、観てもらえることが何よりの幸せです。
改めまして、
ご来場くださった皆様
支えてくださった皆様
このブログを読んで下さっている皆様
本当に、ありがとうございました!
またお会いできる日が来ますように。
エレネー・マダール役 Ayane
********************今回の作品は、この得体のしれない画家を中心に、彼に振り回される人たちの物語でした。彼に関しては多くは語りません。ご観劇いただいた皆様がお感じになったものを大切になさってください。この役を演じられる人…あ、Ayane!と思って声を掛けたのが最初でした。エレネーはミステリアスですが、Ayaneは座長らしく(?)、常にパワフルに、前向きに稽古に挑んでいました。そのプラスのパワーに他の座組も引っ張られていたように思います。以上、Ayaneからの終演報告でした。
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