「Ernö-画家の瞳-」終演報告③

さあどんどんいきますよ!あ、Junkoです笑3人目はこの方、Yu氏です。(写真左)
水と砂利の中にパワーストーンが入っていて、時間内に見つけた石を持ち帰れるというもの。
「Ernö」という作品に相対するのは、水底の砂利を漁る気分でした。
「そこに作品のエッセンスが”あるかもしれない”」と己の勘が告げるたびに思考を掘り進める、その繰り返し。
そうそう。宝石さがしに何度か挑戦して、あるとき見つけちゃったんですよね。宝石。
係員さんが、ラピスラズリですよ、と、小さいけど整えられた半貴石を専用のケースに入れてくれて、
稽古を通して何度か、特に本番が近づくにつれ、たくさんのきれいな石を見つけました。
Miu嬢の成長ぶりと愛らしさ、Hiromiさんの魅せ方の巧みさ、
Megumiさんの武士道とスマートさ、Junkoさんの後ろ姿の格好良さ、
ただし、舞台の上では、我々は石を探すほうではなく並べるほう。
そして石を見て判断し、持ち帰るのはお客様のほう。
きれいだなーと思いつつも持ち帰らない人だっている。
何より、並べる場所があるだけで幸せなのですから。
れる人がいたら、なお幸せだなと思う次第です。

と、ここまで書いてから気づきましたが、男爵の衣装は濃い青緑のスーツにゴールドが入ったタイとチーフ。
瞳もゴールド系でした。
…そういうことなのか?(どういうこっちゃ?な人は宝石の名前で検索をば。)
人生のなかの出来事がリンクしたり、芝居のシーンのつながりを見出した瞬間というのは快感です。
長くなりました。
最後に改めて。
応援してくださった友人、知人の皆様。
ご助力くださった、スタッフの皆様。
稽古場を提供していただいた、各施設の皆様。
ともに舞台に立って支えてくれた、LUTEAメンバー、Fleurメンバーの皆様。
す。